第561章 色気漂う黒田さん2更(8)

「あらあら……人家はもう大人なんだから、いつも子供って呼ばないでよ……私の彼氏たちはもうすぐ成人するんだから」

西村絵里:「……」

西村絵里はこっそり横にいる黒田真一を見た……やはり、甘奈が自分の彼氏について話したとき、黒田真一の表情が冷たくなった。

どうやら……嫉妬しているようだ。

……

「甘奈さん、僕のおじいちゃんとおばあちゃん、そしてパパとママが、週末うちに食事に来ないかって誘ってるんだけど、どう思う?」

西村絵里:「……」

この家族四人全員が招待しているのか。

これは本当に丁寧で熱心だな。

「いいよ……ママが言ってたの、人に迷惑をかけちゃいけないって、へへへ、もしよかったら、うちに来て私のママの作った料理を食べてもいいよ、それと……あなた、私のこと好きなの?」