うーん……吉田先生の電話はずっと誰も出ない状態だった。
西村绘里は目を暗くした……とりあえず状況を見に行こう。
この幼稚園には確かに多くの日常業務があるし……
もし何か意味のあることを見逃したら良くない。
……
西村绘里は1階に行く際、ついでに黒田真一にもメッセージを送った。
1階のロビーに着くと、確かに警備室の前に野球帽をかぶった華奢な女性が立っているのが見えた……
女性は宅配便の制服を着て、手には段ボール箱を抱えていた。
西村绘里は唇を引き締めた、きっとこの人だろう……
西村绘里は近づき、静かに言った。「お待たせしてすみません、今仕事が終わったところです。サインしますので、中身は何でしょうか?」
西村绘里はバッグからペンを取り出しながら、無意識に尋ねた。
「子供が幼稚園で使っていたものです。私は配達員なので、中身はよく分かりません……」