第238章 嫁さん、私が間違っていた、ごめんなさい！

……後藤澄玲は彼の厚かましさにもう呆れ果てていた。

もがいても彼を押しのけることができず、陸橋北都のキスはますます深く、ますます優しくなり、先ほどのような強引さはなくなっていった。

何年も男性と関わりがなかった後藤澄玲は、陸橋北都のこんなに情熱的で優しいキスに、少し耐えられなくなっていた。

他のことは関係なく、純粋に生理的な反応に過ぎなかった。

両手で彼の服をしっかりと掴み、もう彼を押しのけることはせず、陸橋北都は彼女にキスしながら、彼女の柔らかい舌を自分の口に含んだ。

後藤澄玲は息を止めた。

三年ぶりに会って、彼女は否定できなかった。陸橋北都とキスすると、まだ足がふらつき、血が沸騰するのだ。

後藤澄玲がもう抵抗しなくなると、陸橋北都はさらに大胆になり、両手で彼女の腰を抱きながら、彼女の服の中に手を滑り込ませようとした。