寒國人がどれほど傲慢であっても、これほど多くの人々の目の前で嘘をつくことはできない。結局のところ、絵画の水準の高低は明らかに見て取れるものだからだ。
華国のネットユーザーたちは、本気を出せば現代のシャーロック・ホームズと言っても過言ではない。
ネットユーザーたちは崔勇俊の成り上がり史から掘り起こし始め、手がかりを辿っていくと、この人物がかつて華国の田舎で風景を取材していたことが判明した。非常に熱心な情報収集家たちが、わざわざ田舎まで足を運び、当時彼が訪れた家を訪ねた。
案の定、真実が明らかになった。当時、崔は200元でその無価値の宝とも言える木版本を買い取っていたのだ。華国のネットユーザーたちは怒り心頭で、彼の恥知らずな行為を非難した。
情報収集家たちが村を離れようとしたとき、村人たちから聞かされたのは、その木版本は猟師が村の裏山で狩りをしているときに拾ってきたものであり、山にはこのような「朽ち木」がまだたくさんあるということだった。
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情報収集家たちは今度こそ驚きを隠せず、すぐにこの手がかりを地元の考古学部門に報告した。
誰も予想していなかったが、この一件の騒動によって、これまで人々に知られていなかった神秘的な王朝のベールが剥がされることになる。
もっとも、それは後の話だ。
現在のネットユーザーたちは崔勇俊のスキャンダルに夢中になっていた。調査を進めると驚くべきことが判明した。彼はデビュー以来、盗作を繰り返しており、初期の作品は華国のある画家の作品からの盗作だったのだ。
彼は両国間の情報流通の不便さを利用して、他人の作品の要素を自分の絵に無断で取り入れていた。
華国の作品だけでなく、寒國の画家の作品も盗作していた。被害者たちは何年も権利を主張してきたが、崔勇俊がすでに有名になっていたため、原作者たちは権利を守ることができずにいた。
華国のネットユーザーたちは騒ぎが大きくなるほど面白がり、彼の黒歴史を次々と暴露していった。脱税や盗作といった大きな問題から、学生時代のカンニングといった小さな問題まで、すべてを掘り起こした。
資料があまりにも膨大だったため、華国のネットユーザーたちは親切にも一つのファイルにまとめ、寒國のSNS上に公開して自由にダウンロードできるようにした。
「どういたしまして、スミダ〜〜〜〜〜」