第145章 また急ぎの宅配便！（凌盟加更）

宋書航のアカウントは黄山真君によって発言禁止にされたため、楽しく雑談できなくなり、京巴豆豆は退屈そうに電脳卓から飛び降りた。

そして宋書航のベッドに上がり、退屈そうにあちこち転がり始めた。出会ってから今まで、一度も落ち着いたことがない。

宋書航はそれをじっと見つめていた——この大妖犬の豆豆は本当に京巴種で、二哈の血筋ではないのか？この活発さは度を超えている！

京巴豆豆は長い間転がった後、突然立ち上がり、真面目な表情で宋書航に言った：「えーへん、書航の小友よ、今日からお前を守ってやる！」

宋書航は苦笑いして言った：「ありがとう。」

「どういたしまして。私のことは豆豆と呼んでくれ。豆豆ちゃんとは呼ばないでくれ、それは黄山のバカ専用の呼び方だ。まあ...もしお前も自分がバカだと思うなら、豆豆ちゃんと呼んでもいいけど。」京巴豆豆はそう言うと、またベッドの上で退屈そうに転がり始めた。

ベッドの頭から足まで、回転しながら転がり、縦に転がり、横に転がり...その転がり技術は満点で、様々な華やかな模様の転がり方を見せ、最初から最後まで同じ動きを繰り返すことはなかった！

「わかった、豆豆。」宋書航は言った。

彼は電脳の前に座り、「九洲一号群」の［メッセージ履歴］を何気なくめくり、昨日のチャット記録を見ようとした。

昨日は一時的に携帯電話の電源を切っていたため、群の先輩たちがどんな会話をしていたのか、全く気にしていなかった。

そして...宋書航は数十ページ上にスクロールしたが、そこには先輩たちが「東海の景色はどうか」「三浪、もう食べたか？何を食べた？」「どこのリゾート村が面白いか」といった話題で盛り上がっていた。

水、とても水！

「おかしいな、昨日の群の先輩たちはなぜこんなに雑談ばかりしていたんだ？」宋書航は疑問に思った。

以前は、群の先輩たちは修行や古代修士の遺跡探索に関する話をしていたのに、昨日の記録は完全に脈絡のない話題で、しかも意味不明な方向に逸れていた。

さらに数ページ上にスクロールすると、チャット記録は完全な洪水状態で、宋書航はついに上へのスクロールを諦めた。

［北河散人の水増し作戦は大成功、宋書航は群のメンバーが「白真君」について話し合っていた記録まで辿り着けなかった。］