第157章 実は、グループ全員が私の副口座!

九洲一号群の中で、雪狼洞主が話し終えた後、群の先輩たちは誰も返事をしなかった。普段なら群の先輩たちの性格からすると、誰かが話題を振ると、潜水していた先輩たちが群れをなして浮上してくるものだった。やはり、いつもオンラインの北河先輩と、よく派手に死にかける狂刀三浪先輩がいないせいだろうか?

これらの主力水軍を失って、群は随分と寂しくなっていた。

この雰囲気に宋書航は慣れていなかった。オンラインと表示されているメンバーを右側で確認すると、群主の黄山真君だけがオンライン状態で、他の人は全員オフライン——ほとんどが隠身状態だった。

退屈した宋書航は適当に一言送った:「黄山先輩、最近何か忙しいんですか?」

黄山真君が以前、用事があって、二ヶ月後に豆豆を迎えに来ると言っていたのを覚えていた。そのため、話題が見つからない宋書航は何気なく尋ねてみた。

「ふふ、面白い奴が封印から解放されるのを待っているところだ」と黄山真君は笑って答えた。

そう言いながら、スクリーンショットを送信した。

それは'雑談ソフトウェアの友達日記'画面のスクリーンショットで、使用されていたアカウントは黄山真君のものではなく、'蜜柑の色'というアカウントが撮ったものだった。

その日記の投稿者IDは'雲霧道長'。

タイトル:わはは、黄山よ、この大バカ野郎め、老夫を丸々二百年も封印しおって!

内容:しかし、老夫はついにお前の封印術の原理を解明した。今や封印解除の演算を始めている!すぐに老夫はお前のこのくだらない封印を破り、再び世間を闊歩してやる!その時は、老夫がどう仕返しするか見ていろ!わはは、今度は老夫は容赦せんぞ!

この日記には大量のいいねが付いていた。

1階:道長がついに封印から解放されるんですね、二百年すごいです。道長が解放されたら、また昔の勇ましい話を聞かせてください。

2階:道長の中二病がまた発症したの?

3階:道長の語る話は最高に面白いよね、網絡小説に改編して投稿したいと思ったことがある。

4階:道長、薬は欠かさないでね!

5階:薬も適当に飲んじゃダメだよ。でも飲むのが道長なら大丈夫、薬を飲むとより萌え萌えになるから。

6階:道長、封印解除みたいな秘密のことを、こんなに堂々と公開して大丈夫なの?

7階:ここで拍手……

後のコメントは百件以上続いていた。

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