気血の力を人差し指に運転させ、もう一方の手のひらに「雷符」を描くだけでいい。その後、精神力で「雷符」の中の気血の力を活性化させ、大声で「掌心雷」と叫べば、掌心雷に変化するのだ!
しかも、その「雷符」を描くのはとても簡単で、たった七画で済む。
簡単そうに聞こえるだろう?
しかし、掌心雷を使いたいなら……まず体内に気血の力が必要で、それから雷符を描けるようになり、さらに自分の精神力をコントロールできなければならない。
そうでなければ、話にならない!
だが、上記の条件を満たせば、基本的に「眼窍」を開いた修士なら、体内に十分な気血の力があれば、誰でも二発ほどの掌心雷を放てる。
宋書航のような基礎の功法が優れている者なら、自身の気血だけで四、五発の掌心雷を発動でき、さらに霊鬼からの追加の霊力を加えれば、十発の掌心雷も問題ない。