第189章 道具、道具!

「私は『基礎金剛拳法』を学び、瞑想法は『真我冥想法』です」宋書航は正直に答え、少し考えてから「おそらく『炎刀』も少し学んだかもしれません」と付け加えた。

白尊者は頷いた。基本的な功法しか学んでいないようだ。

それなら、基礎を補完してあげようか。

修士は、基本の淬体功法と冥想法門の他に、身をかわす軽身の法も習得すべきだ。

さらに宋書航は既に基礎構築を成功し、第二の眼窍を開いており、体内に十分な気血の力がある。そして体内の中級霊鬼と合わせて、気血の力を使用できる基本道法を学ぶことができるはずだ——例えば掌心雷のような基本道術は、気血だけで使用でき、今の宋書航に最適だ。

そして、『基礎金剛拳法』にはきっと対応する昇級功法があるはずだ、と白尊者は心の中で思った。ただし、対応する功法については群で聞くか、修士の新聞の取引欄で問い合わせる必要がある。