第599章 屠仙教!

秦玉は考える暇もなく、すぐに内丹を抜き始めた。

一つ、二つ、三つ...

無数の内丹が、秦玉によって空間神器の中に収められていった。

しかし、ここにある内丹はあまりにも多く、秦玉が術法を使っても、抜く速度は極めて遅かった。

丸一時間近くかかって、秦玉はこの海島の下から少なくとも数千個の内丹を抜き取った!

困ったことに、空間神器はすぐに容量不足になってしまった。

神器の中は、すでに内丹で一杯になっていた。

「くそっ、もったいない」目の前の数え切れないほどの内丹を見て、秦玉は心の中でやきもきした。

もしこれらの内丹を全て持ち帰ることができれば、もう霊気の心配をする必要はなくなるのに。

秦玉は必死に考えたが、どんな方法も思いつかなかった。

「もったいない、もったいない」秦玉はこの言葉を繰り返し呟いた。