第361章 犯人を特定!

外にいた全ての記者たちと画面の前の視聴者たちは、一瞬にして静まり返った。まるで突然ミュートボタンを押されたかのようだった。

  みんな信じられない様子で寺田凛奈を見つめていた。

  彼女がAntiだって?

  この若い女性は、まだ20代前半くらいだろう?まさかAntiだなんて?本当に信じられないことだった!

  その記者も喉を鳴らして飲み込んだ。「あ、あ、あなた、冗談でしょう?」

  寺田凛奈はもう何も言わなかった。

  しかし、隣の人が彼を突っついた。「こんなことで冗談を言えるわけないでしょう?こういうことは、調べればすぐにわかるんだから!海外でどれだけの人がAntiの手術を受けているか。今こうしてライブ配信しているんだから、みんなこのことを知ることになる。彼女は偽りを言えないはずだ!」