第474章 木田さんは容疑者ではない!

「ご主人様?」

この人、精神的に何か問題があるのか?

寺田凛奈は嘲笑いながら、長い指でキーボードを叩いた:【何を呼んでるの?】

相手:【ご主人様】

寺田凛奈:【いい子ね~】

このメッセージを送信した後、彼女のスマートフォンが爆発的に反応し、相手から立て続けにメッセージが届いた:

【私はあなたをご主人様と呼んでいるんじゃない、あなたに私をご主人様と呼べと言ってるんだ!】

【わざとやってるでしょう、私を弄んでるんですね!】

【ふん、親友だなんて言ってたけど、親友の生死なんて全然気にしてないんでしょう!そうならば、あなたの大切な親友を刑務所に入れてやる!親友だけじゃない、あなたに関係する全ての人と物事が不幸になる!】

【あなたの周りの人間を、皆殺しにしてやる!】

最後のメッセージに、寺田凛奈の瞳孔が一瞬収縮した。