第348章 顧靖澤と林澈のペアルック

「この服に緑の帽子があったら、絶対にかぶらないからね。」

「ははは、まさか、誰が堂々たる顧靖澤に緑の帽子をかぶらせようなんて思うの?」林澈は笑いながら言った。

顧靖澤を見つめながら、心の中で喜んで思った。やはり、「ダーリン」という一手は、間違いない。

この感覚に林澈も嬉しくなり、特に乗馬服を見ながら、彼が着たら絶対にかっこいいだろうと思った。

林澈と彼はそれぞれ服を着替え、すぐに出てきた時には、顧靖澤も着替え終わっていた。

この緑色はあまり好きではなかった。端の部分だけとはいえ、彼は自分の性格に合わないと感じていた。

しかし、林澈は全く違っていた。

彼は目を上げ、深緑色の服を着た凛々しい女性を見つめた。

この林澈は本当に、妖艶になりたければ妖艶に、かっこよくなりたければかっこよくなれる。