第346章 余計な事に首を突っ込む

翌日、顾宁は九時の飛行機で、七時に起床すると、冷少霆はすでに朝食を作っていた。顾宁は身支度を整え、朝食を済ませると七時半になり、冷少霆が顾宁を空港まで送った。

別れ際、冷少霆は顾宁に鍵を一つ渡した。「これは別荘の鍵だ。私は常に京城にいるわけではないから、私が不在の時に京城に来たら、自分で行けばいい」

冷少霆が顾宁に鍵を渡すことは、彼の気持ちを十分に証明していた。

顾宁も気取らずに素直に受け取った。無料で泊まれる場所があるのに、断る理由などないではないか!

ただし、京城に来たら、自分の家も買うつもりだった。そうすれば本当の帰属感が得られるから。

もともと冷少霆は顾宁が鍵を受け取らないのではないかと心配していたので、受け取ってくれたのを見て安心し、とても嬉しく感じた。