第467章 私が発明したの

化学系の陳院長が入ってきて、入室後、中心の席に座った。

中心には二つの席があり、一つは陳院長の席、もう一つは……

顧雲卿は首を伸ばして外を見ると、鄧和が外の人と話をしているのが見えた。彼女は少し前かがみになって、外の人をよく見ると、なんと薛夕だった。

二人が何を話しているのかは聞こえなかったが、表情を見る限り、うまく話が進んでいるようだった。

顧雲卿の表情が暗くなった。

薛夕は裏口から出たのに帰らず、逆に正面玄関で鄧教授に取り入ろうとしている?この女、なんて厚かましいの!

顧雲卿は拳を握りしめたが、今この場で飛び出していって何かを言うのも適切ではなかった。

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入口で。

鄧和:「お嬢様、今日の講演はあなたがされた方が適切だと思います。」

薛夕:「面倒くさい。」

鄧和:「…………」