第468話 本当の開発者!

李紫夏は後ろの「あなたが発明したの?」という五文字を打ち込まなかった。考えただけでも馬鹿げていると感じたからだ。

大学一年生で、しかも数学科の学生が、どうやって化學元素を発明できるというのか?

しかし今、彼女は目をこすり、もう一度グループチャットのその言葉を見つめた。

學習:【そうよ、私が研究開発したの。】

李紫夏:……

謝瑩瑩:……

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教室にて。

携帯を見て完全に衝撃を受けた謝瑩瑩は、今や呆然としていた。彼女は携帯を見つめながら、まだ信じられない様子だった。

彼女は唾を飲み込み、きっと自分が幻覚を見ているか、この世界がファンタジーになってしまったのだと思った。

薛夕。

19歳の女の子。

数学科で、IMO第一位、大学入試満点、そして今や化学界を震撼させる元素を発明した?

これが同じ寮の同級生なの?明らかに人間じゃないでしょ!