第606章 秦爽こそが早早だ！！

秦爽が近づいていくと、警備員がこう言っていた。「実はですね、最近岑白のファンたちがあまりにも騒がしいので、私たちの番組スタッフもアンチファンや騒ぎを起こす人が混ざることを心配しています。そのため、必ず確認させていただきます。これらのライトボードは持ち込めません。」

先頭の人が口を開いた。「私のウェイボーの名前は一粒の青春豆思南國で、みんなは私のことを豆豆と呼んでいます。私は岑白の最古参のファンです。兄さんがどんなに悪い評判になっても、私たちは絶対に離れません。それに今日は他の講師たちはみんなライトボードがあるのに、兄さんだけないなんて、きっと悲しいでしょう？」

もう一人も頷いて言った。「そうです、今みんなが兄さんを排斥しているから、兄さんの忠実なファンとして、私たちは全力で兄さんの人気を守らなければなりません！警備員さん、ライトボードを持ち込ませてください！」

警備員は困った顔をして言った。「それは、本当にダメです。あなたたちの中に何が混ざっているかわかりませんし、これらのライトボードを一つ一つ確認するのも時間がかかりすぎます。入場したいなら、ライトボードは置いていってください。入場しないなら、後ろの人たちのチケットチェックの邪魔にならないように、どいてください！」

警備員の言葉に、ファンたちは非常に困っていた。

後ろの人たちが騒ぎ出した。「どうしてこんなことするんですか？」

「このクソ番組、兄さんがいなかったら、私たちが見るわけないじゃないですか！今、兄さんは番組効果のために、評判を台無しにしているのに！」

「…………」

さらに多くの人が騒ごうとしたとき、豆豆が口を開いた。「もういいです、もう言わないで。私たちは兄さんの外での評判を守らなければなりません。兄さんのファンとして、こんなに無礼であってはいけません！」

その一言で、50人ほどのファンたちは即座に口を閉ざした。

明らかに秩序があり、組織的な人たちだった。

秦爽は眉をひそめた。

以前は、学校に通う必要があったため、現場に来たことはなかったが、岑白のコンサートやその他のイベントでは、いつも運営に参加していた。

これらの人々は、確かに彼女と同じ時期、あるいは少し遅れて入ってきた古参ファンたちで、岑白に何の悪影響も与えないだろう。

そして、確かにファンたちの言う通りだった。