葉清雪は今回、自信満々だった。すでに3枚のKが出ていて、最後のクラブのキングの位置も覚えていた。彼女は先ほど夏天の最初の手に圧倒されて、2回目の引きがずれてしまった。本当はクラブのキングを引きたかったのに、その隣のスペードのクイーンを引いてしまったのだ。
彼女はそのスペードのクイーンで夏天に勝てると思っていたが、夏天がダイヤのキングを引いてしまうとは思わなかった。それでも夏天が勝っても、彼女たちは合計でまだ2本しか飲んでいない。
夏天が10本賭けることに同意さえすれば、彼女は直接クラブのキングを引いて勝てる。そうすれば夏天は10本負けることになる。
勝てると思うと、葉清雪はますます興奮した。以前も自信満々だったが、夏天の運がこんなに良いとは思わなかった。2回とも彼女より大きい札を引いたのだ。