先ほど飛び上がった二つの人影、一人は第七グループのリーダー、もう一人は夏天で、第七グループのリーダーが地雷を踏んだとき、夏天は飛び上がり、寸歩を使って彼を引っ張り出した。
こうして二人は爆発から逃れた。
地雷は偽物で、演習用のものだったが、それでも独自の射程範囲があり、地雷のペイントボールに当たれば、脱落となる。
「ふう!危なかった」第七グループのリーダーは胸をなでおろした。
「全員警戒!ここは地雷原だ。さっきの爆発で警備員が来るはずだ。すぐに隠れろ。一度攻撃して、すぐに場所を変える」夏天は大声で叫んだ。
全員が自分の位置を離れ、最適な戦闘地点を探して隠れた。
五分後、一つの小隊がここに現れた。小隊の人数はわずか二十人だった。
バン!
銃声と共に、全隊員が一斉に発砲した。