第388章 1対の青虹玉

夏天は習慣があって、買い物をする時に透視眼を開いてぱっと見るのが好きだった。透視眼は霊気を持つ物を見ることができるからだ。さっき透視眼を開いた瞬間、彼は宝物を見つけた。

それは正面の大きな柱の後ろにあった。夏天の透視眼は柱を透かして見ることはできなかったが、横から漏れ出る霊気を感じて、これは良い物だと感じた。彼はこれほどの霊気を放つものが一体何なのか、とても気になった。

美女泥棒は夏天が前に歩いていくのを見て、仕方なく付いていった。

上半身の女王様もついていった。彼女は美女泥棒がどんな男を見つけたのか確かめたかったのだ。

彼女は美女泥棒を嘲笑う機会を逃すことはなかった。二人は以前は親友だったが、後に彼女が美女泥棒の彼氏を奪った。しかも五人も奪ったため、二人の関係は悪化する一方だった。