上半身の女王様は既に身を捧げる準備ができていたが、この時夏天はドアを閉めてしまい、外に彼女がいることに気付いていないようだった。
ドンドンドン!
上半身の女王様はドアを叩き始めた。夏天は彼女が中に入ったと思って閉めたに違いないと分かっていた。
「あら、あなたもここに泊まっているの?なんて偶然。」夏天はドアを開けて言った。
「私に何か言うことないの?」上半身の女王様は極めて魅惑的なポーズを取った。
「ああ、ありがとう。」夏天は言い終わるとすぐにドアを閉めた。今は急いでいくつかの寶物を確認したかったので、お礼を言った後すぐにドアを閉めてしまった。
上半身の女王様は今、秋風に舞う落葉のような気分だった。今度は確信した。夏天は彼女を完全に無視していたのだ。
「彼は本当に男なの?私が全裸で彼の前に立たないといけないの?」上半身の女王様は憂鬱そうに言ったが、すぐに新しい考えが浮かんだ。「そうだわ、今は昼間だから、きっと恥ずかしがっているのね。夜になったらまた来よう。夜は男性ホルモンが最も活発になる時期だわ。その時もっと魅惑的な服装で来れば、きっと無関心でいられないはず。」