第233章 懸命に生きる(咚山大大掌門様のために追加投稿)

6月17日と18日の二日間、ついに中学校卒業試験が終わった。

方平はこの二日間、人を送るのも学校の外までで、すぐに立ち去っていた。

夜には、方平は戦法の修練に専念し、ジムは老血で一面が染まり、掃除をしていた李玉英をびっくりさせそうになった。

方平が修練していたと知って、李玉英は疑問でいっぱいだった。

修練で、こんなに血を吐くの?

武士はみんなこうやって修練するの?

方平も困惑していた。「血矢の術」はこうやって練習するものだから、彼にもどうしようもなかった。

実は呂鳳柔は彼に言わなかった、あるいは言い忘れていたのだが、普段の修練なら唾液を含んで大体練習すればいいので、毎日血を吐いて環境を汚染する必要はない。

もちろん、このことを方平は知らなかった。知ったら母親を罵ることになるだろう。

......

18日の午後、中学校卒業試験が終わった。

方圓が手を伸ばしてプレゼントを求めたとき、方平は大きな包みを彼女に渡した。

喜び勇んでいた方圓は、バッグを開けた瞬間、人生を疑い始めた。これがプレゼント?

落胆、不満、悲憤......

様々な感情がこの少女の顔に余すところなく表れていた。

方平はそれを見て笑いたくなったが、結局は物悲しげな表情を浮かべ、彼女の頭を撫でながら言った。「この中には戦法の資料が入っているんだ。基礎戦法の動画もあるから、修練できるよ。僕も修練のコツをいくつか書いておいたから、自分で見てみて。気血だけの武士にならないようにね。

突き足はより高級な戦法だけど、初級武士なら試してみてもいいよ。

他の二つの戦法は、修練方法を学んだら燃やしてしまって。むやみに修練しちゃダメだよ。

いつか、条件が整ったら、修練を試してみてもいいかもしれない。

それと、武科大学に出願するときは、南武か魔武を選んでもいいよ。

南武に入ったら、王金洋がまだいるなら彼に助けを求めて、すごい先生を紹介してもらうか、彼に直接指導してもらえばいい。

魔武に行ったら、僕の先生は呂鳳柔って言うんだ。それに、お兄ちゃんには年の離れた友達がいて、学校の後勤部の李先生という人が...」

方平は話しながら、突然思い出した。李じいさんの名前は何だっけ?