6月20日。
魔武大講堂。
97人の学生が、全員完全武装している。
唐峰と一人の五級、三人の四級指導者、合計5人の指導者も、この時完全武装し、地下洞窟に入る準備を整えていた。
百人の隊列の大部分が二品武士で、これは魔武が長年にわたってこのような陣容で地下洞窟に入るのは初めてのことだった。
校長先生、吳奎山、黃景の三大宗師が全員到着した。
……
「君たち全員が、我が魔武の背骨であり、我が華國の背骨なのだ!」
校長先生は力強い口調で、大声で言った。「君たち全員が無事に帰ってくることを願っている。いつの日か、君たち全員が高級境界に到達することを願っている!」
「さらに願うのは、君たちの成就が未来にあり、今ではないということだ!」
「しかし、ただ保護し、逃げるだけでは強者になれない!」
「できることなら、若い君たちが地窟戰場に現れるのを見たくない!」
「しかし今、地下洞窟の攻勢が激しくなっている。君たちはエリートとして、武士として、地下洞窟に行く義務と責任があるのだ!」
「責任……義務……おそらく君たちは、これは自分たちの責任でも任務でもないと思っているだろう。君たちはまだ若いのだから。しかし我々は武士なのだ!」
「覚えておけ、武士とは、責任と義務なのだ!
朝に白露を飲み、夕に蒼霞に眠る、それは仙であって、武士ではない!
今日、私は諸君を見送る。諸君の帰還を待っている!」
最後の一文を、校長先生は非常に大きな声で言い、かがんでいた背中をまっすぐに伸ばした。
唐峰は厳しい表情で、大声で言った。「出発!」
見送りに来たすべての指導者たち、三人の宗師を含め、この時全員が背筋を伸ばし、右手を胸に当て、全員に武道礼を行った!
すべての学生は感情が高ぶり、次々と礼を返し、頭を高く上げ大股で歩き、唐峰に続いて外に向かって歩いていった。
……
大講堂の外で、みんな次々と車に乗り込んだ。
校長先生たちは見送りに出てこなかったが、視線は常に数台の大型バスに向けられ、複雑な感情を抱いていた。
一年また一年、一度また一度!
見送り、送別……