28日の午後、方平の携帯が一度鳴った。
5000万、入金された!
誰が心髓を買ったのかは気にせず、聞きもしなかった。お金が入ればそれでよかった。
入金されるとすぐに、方平はデータを確認した:
財產:10億
気血:2100カード(2300カード+)
精神:690ヘク(699ヘク)
骨強化:177個(100%)、29個(30%+)
しばらくして、目の前が暗くなり、方平は大喜びした。本当にレベルアップしたのだ!
今は、待つだけだった。
……
今回のレベルアップは、かなり時間がかかった。
外が暗くなるまで、方平の目の前にデータが再び表示された。
財產:10億
気血:2100カード(2300カード+)
精神:690ヘク(699ヘク)
骨強化:177個(100%)、29個(30%+)
収納空間:1立方メートル
エネルギーバリア:1万財富値/分
「マジかよ、これだけ?」
方平はしばらく見つめ、前後を注意深く確認し、呆れた表情を浮かべた。
喜ばしいことは確かにあった。
彼が夢見ていた収納空間が、本当に手に入ったのだ!
1立方メートルは大きくないが、決して小さくもない。日用品を入れるには十分だった。
もちろん、重要なのは採掘の時に隠せることで、前回のようにエネルギーが漏れて無数の妖獸に追われることはなくなる。
収納空間の出現に、方平は非常に喜んでいた。
10億の財富値、これだけの時間をかけた甲斐があった。
しかし最後のは何なんだ?
エネルギーバリア?
「防御用なのか?」
方平にはよく分からなかったが、理解する限りでは防御用だろう?
宗師の精神力バリアと同じ?
そういう意味なのか?
考えた末、方平は歯を食いしばって、試してみることにした!
心の中で暫く念じると、目に見えない何かが方平の体の周りに現れたような気がした。方平は呟いた。「あまり感じないな。」
そう言いながら、方平は突然自分に向かって拳を振り下ろした!
「ドン!」
鈍い音が響き、方平は咳き込みながら眉をひそめた。「自分には効果がないのか?」
「それとも他人に試してもらおうか?」
そう思うと、方平は収納空間の実験も忘れてしまった。それは見たことはないが、見聞きしたことはある。
現代のドラマでも、よくこういうのを放送している。