十強ランキング戦は、二組に分かれているため、試合スケジュールはより密になっています。
13日の午前中には2試合、午後にも2試合があります。
方平たちはAグループに所属し、13日午前8時に魔武VS京南、午後3時に京南VS第一軍事學校の試合があります。
Bグループも同様に2試合があります。
午前10時に南武VS東南、午後1時に京武VS華師!
このような試合スケジュールが発表されると、すぐに大きな反響を呼びました!
一日四試合、現在最も名の通った四つの武大と軍事學校が全て出場します!
瞬く間に、観戦チケットは入手困難になりました!
13日の四試合について、京武側はそれほど深く考えず、面倒くさがって、思い切って一日一枚制にし、チケット価格は1000元としました。
12日午後にスケジュールが発表されると、ネット上では既に1万元までチケット価格が上がり、深夜のピーク時には3万元にまで高騰しました!
……
京武のチケット販売制度について、方平は軽蔑的でした。
手間を省くために、これらの連中は手に入るはずの金すら稼げないのです。
一日四試合で、しかも全て中級戦なのに、一試合250元とは、私たち四級武者は二百五十なのか?
スケジュールによると、各校とも4試合を戦わなければならず、一組5校で、合計10試合を行います。
二組で20試合、一日四試合なので、5日間かかります。
その後の決勝トーナメント、三四位決定戦、一二位決定戦を含め、政府の意向では12月中に試合を終了させ、学生の時間を取りすぎないようにするとのことです。密なスケジュールは、選手たちの戦闘強度が高くなり、回復時間が短くなることを意味します。
京南のように、一日に二試合を戦うのは不運ですが、これも特例ではありません。
……
12月13日、日曜日。
この日は、会場に来る人が更に多く、京武の校門外にも多くの人々が集まり、多くの人々が横断幕を掲げて、それぞれのチームを応援していました。
武道交流大会がここまで進むと、一部の学校や個人にはファンが存在するようになっていました。
現場に来る人が増えただけでなく、日曜日ということもあり、ライブ配信を選ぶ人も増えました。
13日、最初の試合は魔武です。
魔武の車が停まると、場外は瞬時に喧騒に包まれました!
「魔武魔武、一人で五人を倒せ!」