第389章 画風が違う（末末末末丶盟主様に捧ぐ増し分3/3）

「変換！」

心の中で呟いたが、反応がない！

「システム、変換！」

まだ反応がない！

方平はもう罵りたい気分だった！

どういう状況だ？

「まさか何に変換するか言わないといけないのか？財富値が何に変換できるのかなんて、俺が知るわけないだろう。」

財富値は気血の力に変換でき、精神力にも変換できる、それは確かだが、他に何に変換できるのだろうか？

方平は少し考え込んだ。財富値は力と関係がある。

精神力も気血の力も、どちらも力の一種、あるいはエネルギーの一種だ。

「もしかして……天地の力？」

精血合一の後は、天地の力になる。

そう考えながら、方平は心の中で唱え始めた。

次の瞬間、幻のように数人の姿が突然現れた！

吳川と趙興武は警戒して周囲を探り、そして方平を見た……いや、正確には方平の手を見ていた！

「精血合一？」

二人は思わず方平を見つめた。方平は平然とした顔で手を振り、笑いながら言った：「吳師兄、趙先輩、お二人どうされました？」

吳川は眉をしかめ、彼の手を見つめたまま何も言わなかった。

方平はその様子を見て笑いながら言った：「精血合一の効果を試してみただけです。前回、天地の橋で圧縮してみたら、天地の橋を通してエネルギーを一つにできることがわかって、さっき試してみたら簡単にできました。」

「お前……ふざけるな！」

吳川は彼の手を見続けた。今、方平の手には小さなエネルギーの塊が凝縮されていた。

それは単なる気血の力でもなく、地窟武道家のエネルギーの力でもなく、真の精血合一後の天地の力だった！

天地の力は、高級以上が使える力だ。

方平は実力が足りないのに、むやみに天地の力を凝縮するのは非常に危険だ。

前回、この男はあやうく自分の天地の橋を爆発させるところだった。

「ああ、わかりました。」

方平は余計な話をせず、手のエネルギーの塊を投げ出した。

「轟！」

大きな爆発音が響き、前方に巨大な穴が開いた。

方平は呆然とした表情を浮かべた。威力がすごい！

いや、金がかかりすぎる！

このちっぽけなエネルギーの塊に、数百万の財富値を使ってしまった！

それが重要なのではない。方平は自分の腕を見た。今や亀裂が入りそうな様子だった。

「やはり天地の力に変換できる……でも、あまり使い道がなさそうだな。」