福田隼人は少し不思議に思った。この田中涼は意図的にはっきりと話さず、いつも曖昧な言い方をして、彼を困惑させていた。「他の人なら即座に断るところですが、あなたの場合は、考えてみてもいいですね!」
田中涼は指で福田隼人の胸に円を描きながら、明らかに誘惑的な態度を示した。
「ご安心ください。私たちはセイソウリキとの協力関係が非常に密接です。建材を私たちに提供していただければ、必ず支払いは滞りません」福田隼人は彼女の手を握って押しのけ、数歩後ろに下がって誠実に言った。
「少々お待ちください。お茶を入れてゆっくり話しましょう」田中涼は焦る様子もなく、福田隼人が彼女の手を振り払うのを見ながら、身を翻して急須を取り、お茶を入れる際に薬を中に入れた。
この薬は実は浅川礼都が自分で使っているもので、彼は男としての機能が果たせないため、薬に頼ってベッドに入るしかなかった。
福田隼人のような若さ盛りの男性なら、一錠で十分だろう!
薬が効いてきたら、きっと彼女の思いのままになるはず。ドアはもう閉まっていて、部屋には二人きり。この男がどうするか見てみたいものだ!
こういうことは一度あれば二度目もある。福田隼人は警察には通報しないだろう。話が広まれば、みんな女性側に同情するに決まっている。そうなれば主導権は彼女の手に渡る。福田家が彼女と協力したいと思う限り、彼と関係を持つ機会と口実は常にある。そう考えると、最高のセックスフレンドを手に入れたようなものじゃない?考えただけでも興奮する!
田中涼は顔を赤らめ、非常に興奮した様子で、お茶を入れ終わると、直接福田隼人の前に出した。
「福田の坊っちゃん、焦らないで。お茶を飲みながらゆっくり話しましょう」福田隼人は目の前に置かれたお茶を見て、眉をひそめたが、飲まないのも相手に失礼かと思った。
仕方なく手に取り、一口飲んだ。
田中涼は興奮が抑えきれなかった。彼女は熱心に福田隼人を見つめた。もうすぐこの男は彼女のものになる。彼の胸筋と腰つき、そして顔立ち、この男は間違いなくすべての女性が夢見る対象だった。
こんな良い機会が訪れるなんて、誰が想像できただろう?
この男性のサービスを楽しめる機会があると思うと、田中涼は全身が熱くなり、今にも燃え上がりそうだった!