第200章 やっとこのダメ男を振り捨てた!

久我父さんはしばらく反応できなかったが、やっと気づいて、テーブルを叩きながら、怒って一橋逸飛を睨みつけた。「子供の結婚は親の命令と仲人の言葉によるものだ。お前は結婚を遊び事だと思っているのか!」

「たとえ婚約を解消するとしても、たとえお前の両親が同意したとしても、両親が直接来て解消すべきだ。後輩のお前がこんなことを言う立場じゃない!」

「お前は私の娘と何年も付き合ってきて、こんな簡単に婚約を解消するのか?私の娘を何だと思っているんだ?」

久我父さんも不安で落ち着かなかった。

会社は既に下り坂で、一橋家との婚約解消のニュースが突然広まれば、会社は終わりだ。

以前、鈴木敏との契約では、この数年間使っていたのは全て会社の配当金だった。

名目上は会社の会長だが、実際には、会社は他の人が裏で決定権を持っていた。