第432章 世紀の戦い

ジェイソンは冷笑いを浮かべた。「遠山初美先生の友達だって?自分に資格があるのかよく考えろよ。俺の師匠の遠山初美は、お前みたいな新人デザイナーが付き合える存在じゃないんだ。本当に分不相応だな!」

八尾夢子の隣にいた女性が罵声を浴びせた。「高倉海鈴は本当に厚かましいわね!ジェイソン先生は全然知らないって言ってるのに、遠山初美の名声を利用してデザイン界に入ろうなんて、鏡見て自分に似合ってるか確認したら?」

誰かが同調した。「きっと実力がないから、こんな裏道を考えついたんでしょう。遠山初美の友達だと嘘をついて、そんな手段で出世しようとしてるんです。」

ジェイソンは嘲笑いを浮かべながら言った。「こんな奴と話す価値もない。遠山初美先生の友人という身分を騙って大会に参加するなんて、必ず抗議するからな。お前みたいな奴には、私たちと競い合う資格なんてない!」