第484章 意気投合?

傍らにいた庄司夏は元気なく机に伏せていたが、この時突然顔を上げ、鋭い眼差しで大画面を見つめた。「コルトM2000……」

雨宮由衣はその言葉を聞いて、少し驚いて庄司夏の方を見た。

珍しいことに、今回の庄司夏の予想は当たっていた!本当に珍しいことだ!

でも、コルトM2000って何だろう?

銃の型番なのかな?

「何のこと?」雨宮由衣は思わずつぶやいた。

庄司夏は複雑な表情で彼女を一瞥した。「あなたが選んだ写真よ。」

雨宮由衣は「え?」と声を上げた。

同時に、庄司輝弥も大画面の方を見た。これまでほとんど即答だったのに、今回は特に長く考えているようだった。

男の深く暗い瞳が画面を見つめ、その瞳の奥には何か意味深な光が宿っていた。

司会者はその様子を見て、緊張した様子で「最後の写真セットです。このお客様は何を選んだのでしょうか?彼女のパートナーは当てることができるでしょうか!残り時間は5秒です。急いで答えてください。5……」