第484章 意気投合?

傍らにいた庄司夏は元気なく机に伏せていたが、この時突然顔を上げ、鋭い眼差しで大画面を見つめた。「コルトM2000……」

雨宮由衣はその言葉を聞いて、少し驚いて庄司夏の方を見た。

珍しいことに、今回の庄司夏の予想は当たっていた!本当に珍しいことだ!

でも、コルトM2000って何だろう?

銃の型番なのかな?

「何のこと?」雨宮由衣は思わずつぶやいた。

庄司夏は複雑な表情で彼女を一瞥した。「あなたが選んだ写真よ。」

雨宮由衣は「え?」と声を上げた。

同時に、庄司輝弥も大画面の方を見た。これまでほとんど即答だったのに、今回は特に長く考えているようだった。

男の深く暗い瞳が画面を見つめ、その瞳の奥には何か意味深な光が宿っていた。

司会者はその様子を見て、緊張した様子で「最後の写真セットです。このお客様は何を選んだのでしょうか?彼女のパートナーは当てることができるでしょうか!残り時間は5秒です。急いで答えてください。5……」

4……

3……

2……

雨宮由衣は庄司輝弥を見つめ、心臓が喉まで上がってきそうだった。

最後のカウントダウンの最後の1秒で、庄司輝弥はついに口を開いた。「1番目です。」

店内が一瞬静まり返り、全員が司会者の方を見つめた。

司会者は一瞬驚いた後、興奮して目を見開き、「おめでとうございます!正解です!!!」と叫んだ。

同時に、大画面には雨宮由衣の選択が表示され、確かに1番目の写真だった。

店内に拍手が鳴り響き、全員が羨ましそうな表情を浮かべていた。

「すげえ!10問全部正解かよ!どれだけ息が合ってるんだ!」

「この男、読心術でも使えるんじゃないの?それとも問題集全部暗記したとか?」

「バカじゃないの、何十万枚もある写真を暗記できるわけないでしょ!」

「ああ~羨ましい!このバカ野郎、私たち二人で挑戦した時は2問しか当てられなかったじゃない。あなた本当に私のこと愛してるの?」

……

司会者が興奮している時、スタッフの一人がステージに上がってきて、司会者に何か話しかけた。