第45章 プレイヤーの襲撃(推薦票を!)

「勝った!」

「やったぞ!」

神力化身級の破壊者を倒したのを見て、プレイヤーたちは歓声を上げた。

そして、最大の功労者に注目が集まった:

「べんとうさまだ!」

「すごい操作だったな、スキルの繋ぎが格好良かった!」

「さっきどうやったの?」

他のプレイヤーたちの称賛を聞いて、弁当さんは何も言わず、黙って屈んで、地面に散らばった神血の結晶を一つずつ拾い集めた。

同時に、全プレイヤーの視界に新しいシステム画面が表示された。

【ピンポーン】

【ストーリーBOSS「ウルルの神力化身」が討伐されました】

【討伐者:プレイヤー「弁当さん」】

【戦闘に参加した全プレイヤーはダメージ貢献度に応じて報酬が配布されます!】

【報酬配布開始...】

弁当さんの視界にもシステムメッセージが表示されたが、他のプレイヤーとは違い、彼の画面にはSDキャラの女神が花火を持って祝福するエフェクトも表示された...

そして、彼の報酬も続いて表示された——

【ピンポーン】

【今回のクエストで、あなたは4.53%のダメージを与え、経験値4532ポイント、貢獻度1373ポイントを獲得しました】

【「ウルルの神力化身」の討伐者として、追加報酬:貢獻度1000ポイント、完全復活チケット3枚、専用称号「勇者さま」を獲得】

【勇者さま:神霊郷に直面しても、強い心があなたを恐れ知らずにする!】

勇者さまか。

システムメッセージを見て、弁当さんの深い瞳に一瞬の揺らぎが走った。

彼は手を伸ばし、称号装備の確認メッセージを閉じ、立ち上がってプレイヤーたちの方へ歩き出した。

プレイヤーたちも各自の報酬を受け取り、しばらく喜んだ後、BOSSのドロップアイテムに注目を移した。

「神血の結晶はどこ?さっきたくさん落ちてたよね!」

「このBOSSめっちゃ金持ちだな...さすが神力化身級だ。」

「少なくとも20個はあったぞ!」

「べんとうさまが拾ったみたいだよ。」

「結晶はどうやって分配するの?」

プレイヤーたちの議論の中、弁当さんは李牧の前に歩み寄った。