第67章 クラス替えをしてあげようか?

「大將、大丈夫か?」

康曉波は午前中ずっと興奮状態だった。この二日間は彼の人生で最も男らしく生きた二日間だった。

康曉波はかつてネットで、三十歳までに男がすべきことについての投稿を見たことがあり、その中の一つが喧嘩をすることだった。

以前、康曉波は自分にはそれは無理だろうと思っていたが、思いがけなく大学入試直前にそれを実現することになった。

休み時間、康曉波は興奮して、林逸と一緒に警察署に行きそうになったが、幸い林逸の目つきで制止された。

林逸自身はどうでもよかった。どうせ今回も老人から任務を与えられて来ただけだし、その任務も何か特別なものがあるようには今のところ見えなかった。

学校に通うことは二の次だったが、康曉波は違う。もしこの件で彼の人生の記録に汚点が残るとすれば、それは一生の問題となってしまう。