第52章 青蓮開万相、剣道鎮天罡

「天啓城」の上空で、周康玟と齊明が対峙していた。両者の「道」が外に現れ、周囲の靈氣が激しく波動し始めた。

ところで。

周康玟は天啓宗に入門して六年、修為はすでに築基後期に達し、あと一歩で「結丹境」に踏み込めるところまで来ていた。

そして。

周康玟の資質。

霊根は「木火雙行霊根」、體質は「霊玄道體」、悟性は「天才位」、根骨は「琉璃位」、福縁は「三彩位」と、資質面では傅塵雪と大差なかった。

もちろん。

周康玟の修行境界と實力は傅塵雪を上回っていた。

「五行剣道」

鋭い剣の音が四方に響き渡った。

齊明は體内の功法を運転し、再び「五行剣道」で周康玟の「九重天道」に対抗した。これは実際には「空間の道」のさらなる進化形態だった。

九極。

すなわち九天。

九重天。

九重天とは何か:

中央を鈞天と言い、東方を蒼天、東北を変天、北方を玄天、西北を幽天、西方を顥天、西南を朱天、南方を炎天、東南を陽天という。

空間が九重天へと変化する。

これこそが「九極峰」で第一位の「真伝の功法」である。

その名は:九天無上真經。

伝説によれば。

真に極致まで修練すれば、玄の又玄なる無上の玄妙な境地に達し、真に「九重天界」を生み出し、「天界の主」となることができるという。

もちろん。

そのような段階に達することは「絵空事」のようなもので、実現は困難である。

しかし。

これだけでも「九天無上真經」の強大さを物語るには十分だ。

「天啓宗」において。

「九天無上真經」は「混沌青蓮剣經」の次に位置している。

「齊師弟」

周康玟は穏やかな眼差しで、自信に満ちて言った。「お前の五行剣道は私の目から見れば、まだまだ遠く及ばない。火候が足りなさすぎる」

「お前はすでに負けている」

ゴォォォ!!!

バキバキバキ!!!

見ると。

周康玟の「九重天道」が押し寄せてきた。これは形のない「道」の衝突で、空間が震動し、靈氣が嵐となっていた。

ドン!

齊明の五行剣道は崩壊し、確かに周康玟の「九重天道」に抵抗できなかった。

強い!

間違いなく強い!

言うなれば。

周康玟の修為は十二人の真傳弟子の中で最強ではなく、中下程度だが、彼の「道」は非常に霸道で強大だった。

なにしろ。

「九天無上真經」は「混沌青蓮剣經」の次に位置するのだから。