第53章 入仙峰：仙人が我が頂を撫で、髪を結い長生を授かる

「周先輩」

齊明はこの状況下で、霊力と功法を運転し、もはや隠すことなく、自身の修為も隠せなくなっていた。そして深い声で問いかけた。「受け止められますか？」

「齊師弟！来い！」

周康玟は深く息を吸い込み、大声で叫んだ。「九天無上真經」

轟！轟！轟！！！

そして。

周康玟は功法を極限まで運転し、自身の'道'を極限まで演化させ、'九重天道'が轟き砕け、形なき圧迫感が押し寄せた。

「破」

轟々！！！

齊明は両手を背に回し、何の動きも見せず、ただ軽く一声上げると、十二品混沌青蓮が頭上に浮かび、幾筋もの青い帳が垂れ下がり、まるで剣糸が集まったかのようだった。

そして。

十二品混沌青蓮が軽く一回転すると、青い剣光が放たれ、まるで形のないもののように、圧倒的な勢いで周康玟の'九重天道'を打ち砕いた。

「ぷっ！！！」

周康玟が顕現させた'九重天'の異象は直ちに崩れ散り、彼は悶え声を上げ、顔色が一瞬で真っ白になり、口角から血が滲み、抑えきれずに血を吐き出した。

ざっ ざっ ざっ……

周康玟は連続して数歩後退した。

「周真傳」

白中鈞は素早く周康玟を支え、「大丈夫か？」

「だ……大丈夫だ」

周康玟は首を振り、暗い表情で、顔を上げて齊明を見つめ、さらに齊明の頭上に浮かぶ'十二品混沌青蓮'を見上げ、心の中に深い無力感が湧き上がった。

「白長老……」

周康玟は我慢できずに尋ねた。「'混沌青蓮剣經'は本当にこれほどまでに強大なのですか？'九天無上真經'はその次に位置するというのに！」

「うむ」

白中鈞は頷いた。「私もよく分からないが、お前も知っての通り、天啓宗の歴史上、真に'混沌青蓮剣經'を修得したのはわずか三人だけだ」

「そして現在の宗主の実力は、南域全体で見ても、本当に宗主が手を下す価値のある者は指折り数えるほどしかいない」

「先日のことだが」

「宗主はただ一人剣を携え、妖庭の九霄に座し、妖庭全体が一兵一卒も出せないほどだった。だから、お前も'混沌青蓮剣經'の強大さが分かるはずだ」

「かつてお前も'混沌青蓮剣經'の修練を試みたはずだ。その結果がどうだったか、お前自身が一番よく分かっているはずだ」

「私は……」