第139章 妖刀!

地下の寝宮で一日一夜を過ごし、萧塵はようやく陣盤を完全に練化した。

九玄陣盤は法寶として扱うことができ、練化して身につければ、いつでも九玄陣を展開して修練することができる。

しかし、陣盤だけでは意味がない。陣法を運転するにはエネルギーが必要だ。

例えば霊石や仙石などだ。

残念ながら地球のような環境では、霊気が非常に薄く、どこで霊石を見つけられるだろうか?

現在、萧塵が九玄陣の運転に使えるものは、仙霊気が凝縮された丸だけだった。

「そろそろいいだろう!」

萧塵は立ち上がって出発の準備をした。

今回の玉萧門への訪問は、もともと様子を見に来ただけだったが、予想以上の収穫があった。

しかしその時、彼は突然北霊山の頂上に異変を感じた。

「見に行こう!」

……

北霊山の頂上。

着物姿で傷だらけの女性が、十三、四歳の黒衣の少女を後ろに必死に守っていた。