第17章_3

しかし、感覚を掴んだようだ。これは組み合わせのようで、各組み合わせの下に簡潔な文章による説明が付いている。

おそらく、紙幅の制限で多くが省略されており、読者は自ら理解すべきということだろう。

李追遠は目をこすった。これが相を見るということなのか?

占い師が目の前に来て「印堂が黒くなっている、近々災いがありそうだ」というようなものではない。

この本の論理的な説明によれば、「印堂の表現にはいくつの組み合わせの選択肢があるか知っているか?」というものだ。

李追遠には理解できなかった。明らかに封建的な迷信の相術の本なのに、なぜこれほど科学的な厳密さが漂っているのか。

この本の著者は一体どれほどの精力を持ち、どれだけ多くの人の相を細かく観察したのだろうか?

いや、一人の力ではできないはずだ。一つの門派でさえ不可能だろう。

この本が適当に書かれたものでないとすれば、著者は先人の関連著作や記録を数え切れないほど収集し考証して、やっと整理してまとめることができたのだろう。

李追遠は第六冊を開き、真剣に最初のページを読み始めた。

彼の額には細かい汗が浮かび、耳たぶが赤くなった。これは通常、彼が難しい問題を解く時に脳が急速に思考している時の表れだ。

最初のページを読み終えても、内容は理解できなかったが、規則は分かった。

第五冊が前四冊の目耳口鼻の基礎上での組み合わせだとすれば、第六冊は前者の基礎上での組み合わせの組み合わせということになる。

第五冊までは暗記で乗り切れるかもしれないが、この第六冊になると、すでに数学的計算のレベルに踏み込んでおり、計算量が膨大すぎる。

李追遠は深く息を吸い、第七冊を開いた。

今回の最初のページは素早く読んだ。予想を確認するだけだったからだ。

案の定、第七冊は第六冊の基礎上でさらに複雑になっており、理解と計算の難しさは単純な倍増ではなかった。

「ふぅ...」

李追遠は今、顔を洗いたくなったが、少し迷った後、やはり第八冊を開いた。

第八冊の最初のページを読み終えると、李追遠は本を閉じた。

椅子に背をもたせかけた。

自分が間違っていたことに気付いた。以前は封建的な迷信の本がなぜこれほど科学的な厳密さを帯びているのか不思議に思っていた。

第八冊まで読んで、

玄学を目にした。