青雲後崖の中で。
蕭暮雪は玉のような指を葉平の額に当てた。
「師弟よ、今から無上の練気の術を伝授しよう。だがその前に、いくつか伝えておきたいことがある」
蕭暮雪は厳かな表情で言った。
「ご教示ください、師姉」
葉平は真剣な眼差しで蕭暮雪を見つめた。
「この練気の術は、天下一の練気術と呼べるものだ。しかし、修練の過程は極めて困難で、始めるのが難しいだけでなく、その先はさらに厳しい。だが、もし本当に修練を成し遂げれば、練気で築基と戦おうが、築基で金丹と戦おうが、何も恐れることはない。学びたいか?」
蕭暮雪は真剣に尋ねた。
この言葉を聞いて、葉平の目に興奮の色が浮かんだ。
このような絶世の練気の術を、もちろん学びたい。
ただ唯一の問題は、自分の修行の資質がやや劣っているということだ。
そう考えて、葉平は尋ねずにはいられなかった。
「師姉、もちろん学びたいのですが、師弟の修行の才能は極めて低く、学べるかどうか...」
葉平は自分の懸念を口にした。
これを聞いて。
蕭暮雪は少し驚いた様子を見せた。
修行の才能が低い?
彼女は少し困惑した。
これが資質が低いというのなら、何を資質が高いと言うのだろうか。
神魔體。
この体質は神話にしか存在しないものだ。蕭暮雪も太古神魔體の資質がどの程度のものか分からないが。
ただ、この体質が万古にも稀な存在であることは知っており、修行においても並外れているはずだ。
そう、蕭暮雪は先ほど葉平の体質を調べ、彼が神魔の体を持っていることを理解していた。しかし、この体質は非常に秘密めいたもので、ほとんど知られていない。彼女も偶然にこの体質の存在を知ったに過ぎない。
しかし、蕭暮雪が不思議に思うことが一つあった。
神魔體は、たとえ資質や才能が劣っていても、各宗門の検査で何かしらの兆候が見えるはずだ。
この体質は、生まれながらにして無上の力を持ち、修練せずとも成人すれば一撃で練気修士を吹き飛ばすことができる。
理論上、どんなに資質が劣っていても、各宗門がこの体質を見出せば、全力で引き留めようとするはずだ。