夜。
青雲道宗。
天空は墨のように黒かった。
皆は再び食堂に集まっていた。
夏青墨は明日出発するため、太華道人は再び腕を振るって料理を作り、今回は前回以上に丁寧に作られていた。
食卓では、誰も別れの話をしなかった。
むしろ、夏青墨に大夏王朝についての質問をしていた。
「青墨姫、大夏の宮殿は贅を尽くしているって本当ですか?」
陳靈柔は好奇心に満ちた表情で夏青墨に尋ねた。
彼女にとって、大夏の宮殿はおろか、晉國の宮殿さえ見たことがなかったので、当然目には好奇心が溢れていた。
「小師妹ちゃん、その質問は少し馬鹿げているよ。大夏の宮殿が贅を尽くしているのは当然だろう。五大王朝の一つだぞ、柱一本一本が黃金で作られているはずだ」
「黃金?大夏王朝を侮っているんじゃないか。少なくとも上等な玉石で作られているはずだ」
許洛塵と王卓禹は大夏王朝の柱が何で作られているかで議論していた。
夏青墨は穏やかに微笑んだ。
「玉石でもありません。紫金神木で作られています。黃金や玉石といったものは俗っぽすぎるので、大夏の宮殿にはそういったものはありません」
夏青墨はそう言った。
この言葉に、皆は心が震えた。
「じゃあ、大夏王朝はどれくらい大きいんですか?」
陳靈柔は更に尋ねた。
「どれくらい大きいかは私にもよく分かりません。宮殿内には三千三百三十三の殿があり、それぞれの殿がここの十倍ほどの大きさです。それに祭祀の地や祖龍の地もあり、それぞれが非常に広大です。宮殿内には千の庭園と千の景勝地があり、北西には避暑や遊覧用の巍峨な山が二つあります」
夏青墨は説明した。
彼女は少しも誇張せず、むしろ詳しく語ることを控えめにしていた。
「三千三百三十三の殿?そんなにたくさんの殿が何のために必要なんですか?」
陳靈柔は舌を巻いた。彼女にとって一つの殿でも壮観なのに、三千三百三十三の殿となると、どれほど途方もないことか。
すぐに、陳靈柔は質問少女のように、次々と様々な質問を投げかけた。
皇帝はどんな箸を使うのか。
皇帝は何を食べるのか。
皆も興味深く聞いていた。
しかし夏青墨が一つ一つ説明し終わると、皆がこの食卓を見る目が変わり、なぜか美味しく感じなくなっていた。
古の剣仙以外の全員が妙に食欲をなくしていた。皇帝の一食が山海の珍味ばかりだと聞いたからだ。
自分たちの食卓の料理を見ると、自然と何とも言えない気持ちになった。
こうして、この夜の宴は深夜まで続いた。
青雲前崖。
夏青墨は一人で崖辺に座り、静かに暗い空を見つめていた。
冷たい風が吹き、夏青墨の長い衣を揺らした。
絶世の美貌には、常に憂いの色が漂っていた。
実際、彼女の性格はずっとこうだった。宮殿にいる時も毎日このような様子で、宮殿を出る時だけ少し変わるのだった。
誰も夏青墨を邪魔しなかった。皆、夏青墨が一人で静かにしたいことを知っていた。
そうして、夜明け近くまで。
葉平の姿が現れた。
彼は何も言わず、筆と墨と宣紙を取り出した。
長い間絵を描いていなかった。
葉平は宣紙を地面に広げ、習慣的に鎮尺で端を押さえた。
夜景を眺めながら、葉平は冷たい風に長い髪を揺らされるままにし、黙っていた。
前崖で。
夏青墨は既に葉平の存在に気付いていたが、何も言わず、ただ少し好奇心を持って葉平を見た。
葉平が宣紙と筆墨を取り出すのを見て、夏青墨は思わず尋ねた。
「葉先輩は丹青の術をご存じなのですか?」
夏青墨は好奇心を持って尋ねた。
「少しばかり」
葉平は穏やかな笑みを浮かべながら、筆を振るい始めた。
彼は夜景ではなく、山水画を描いた。
葉平は神がかり的な筆さばきで、簡単な数筆で巍峨な山々を描き出し、また数筆で一本の川を描いた。
船々は生き生きと描かれ、橋の上には船を引く船頭がいた。この絵は非常に普通に見えたが、画技は極めて優れていた。
夏青墨は非常に興味深そうに見ていた。なぜか、彼女は葉平の画風にどこか見覚えがあるように感じたが、すぐには思い出せなかった。
この山水画は葉平が初めて描くものだったので、当然スタイルが少し異なっており、夏青墨が気付かないのも当然だった。
一炷香の時間もかからずに。
絵は完成した。
葉平はこの絵を見て、顔に笑みを浮かべた。
これは山水画で、橋があり、曲がりくねった小道もあった。
すぐに、彼はこの山水画に、ゆっくりと筆を入れた。
「車は山前に至れば必ず道あり、船は橋頭に至れば自ずと真っ直ぐなり、憂い煩悩は必ず過ぎ去る、心に石を載せる必要なし」
葉平は筆を置き、諺を書き添えた。これは詩ではない。
これは葉平が夏青墨への別れの贈り物だった。
夏青墨もずっと葉平を見守っていた。
この絵は実に素晴らしく、山水の景色も人物の形も、彼女に丹青の術の素晴らしさを感じさせた。
しかし、この言葉が現れた時、まるで画龍点睛のように、夏青墨を驚かせた。
「車は山前に至れば必ず道あり」
「船は橋頭に至れば自ずと真っ直ぐなり」
「憂い煩悩は必ず過ぎ去る」
「心に石を載せる必要なし」
この四句は、不思議なことに、夏青墨の心を明るくし、全身が晴れやかになった。
しかしその時、夏青墨を更に驚かせたのは。
葉平が印章を取り出し、落款を押したことだった。
【青蓮居士】
轟。
晴天の霹靂のように。
夏青墨はその場で凍りついた。
彼女はその落款を食い入るように見つめ、絶世の高人を見るよりも千倍も驚いていた。
「あなたが青蓮居士なのですか?」
夏青墨は宮殿で冷遇されていた時、数年前に侍女が一冊の詩集を持ってきてくれた。
それは青蓮居士の詩集で、一首一首が彼女の心に響いた。
そのため彼女は青蓮居士の詩を好きになり、青蓮居士に会いたいと強く願っていた。
大夏姫という身分を利用して会おうとしたこともあったが、その時既に青蓮居士は姿を消しており、誰も青蓮居士を見つけることができなかった。
そのため、夏青墨は青蓮居士の絵を買い集めることで、出会いの代わりとするしかなかった。
しかし思いもよらなかったことに、自分が最も好きな詩人であり画家が、自分のすぐそばにいたのだ。
しかも、こんなにも若く、自分を救ってくれたこともあった。
「浮き名に過ぎません」
夏青墨の反応を見て、葉平も少し驚いた。この様子では、夏青墨は自分のことをよく知っているようだった。
しかし葉平はこの称号を気にしていなかった。彼は既に仙人の道を修めており、俗世のことは俗世で終わらせ、今の彼は葉平であり、もはや青蓮居士ではなかった。
「本当にあなたが青蓮居士なのですか?」
夏青墨は近寄ってきて、その目には依然として驚きと信じられない思いが満ちていた。
葉平は立ち上がり、この絵を巻き、夏青墨に渡しながら言った。
「間違いありません」
「青墨姫、私たちは知り合いとなり、友人と呼べる仲になりました。この絵を贈ります。宮殿で退屈な時があれば、この絵を見て、少なくとも思い出の一つとしてください」
「ただ安心してください。おそらく近いうちに大夏の宮殿にお会いに行きますから、その時は私という友人を忘れないでくださいね」
葉平は笑顔を浮かべながら、そう言った。
葉平の目には、夏青墨は友人であり、数少ない友人の一人だった。蘇長御たちは先輩であり、親族のような存在だった。
友人に対して、葉平は当然忘れることはなく、必要があれば手を差し伸べ、夏青墨がこのように憂いに沈むことのないようにしたいと思っていた。
「そんなことありません。青墨が葉先輩を忘れるはずがありません」
葉平から確かな答えを得て、夏青墨は言い表せない感情に包まれた。
寂しい宮殿の中で、彼女は葉平の詩集を読んで日々を過ごしていた。愛情というには大げさかもしれないが、確かに精神的な交流があり、彼女は何度も青蓮居士がどんな人物なのかを想像していた。
また、青蓮居士と初めて会う場面も何度も想像していた。
しかし、こんなに突然で、こんなにも信じられない形で出会うとは思わなかった。
おそらくこれが人生なのだろう。多くのことが不思議に満ちている。
「青墨姫、どんなことに遭遇しても、決して諦めないでください。あなたが何を経験してきたのか私には分かりませんし、諦めなさいとも言いません。ただ、嵐の後には必ず虹が現れることを覚えていてください」
「人生得意の時は思う存分楽しむべし、月に向かいて金樽を空しくすることなかれ」
葉平は口を開き、夏青墨にさらに二句を贈った。
これを言い終えると、葉平は立ち去った。
彼は夏青墨を諭しに来たのではなく、ただ少し導きを与えに来ただけだった。
今、言うべきことは言った。残りのことについて、葉平は何も言わなかった。
崖の上で。
夏青墨は葉平の去る姿を見送った。
葉平が去った後、夏青墨は手の中の画巻を見つめ、しばらくして、その絶世の美貌に心からの笑みが浮かんだ。
かくして、三刻の後。
空が完全に明るくなった。
威武侯の鐵騎団も到着したが、以前のような壮大な様子ではなく、数百人にも満たない規模で、非常に控えめな様子だった。
威武侯伯塚は自ら来ることもなく、部下を遣わして夏青墨を迎えに来させた。
彼らは非常に恭しく、無礼な振る舞いもしなかった。
別れの時、夏青墨は皆と一人一人別れを告げた。
皆も少し名残惜しそうだった。
短い付き合いではあったが、夏青墨が可哀想な人であることは皆分かっていた。また、この別れが最後になるかもしれないことも十分承知していた。
しかし、別れは避けられないもの。皆それぞれ夏青墨に何かしらの品を贈り、別れの品として、また記念として渡した。
特に蘇長御は。
彼は一冊の秘籍を選んで夏青墨に贈った。他に贈るものがなかったため、書庫から適当な秘籍を選んで夏青墨に贈ることにしたのだ。
その書物の表紙には「天地長生の術」と書かれていた。
蘇長御は中身も確認せずに贈った。どうせ人に贈るものだし、夏青墨が習得できれば自分が絶世の高人という立場も確固たるものになるし、習得できなければ夏青墨が葉平に及ばないということになるだけだ。
「皆様、もし機会がございましたら、帝都にお越しください。その際は必ずもてなさせていただきます」
最後に、夏青墨はこう言い残し、皆の見守る中、鐵騎団と共に去っていった。
夏青墨が去ると、別れの悲しみが青雲道宗全体を包み込んだ。
皆は言葉もなく、何を言えばいいのかも分からなかった。しかし、生き別れ死に別れというわけでもないので、皆すぐに自分の仕事に戻っていった。
そうして。
さらに二刻が過ぎた。
晉國の外。
一艘の大夏龍船が天空を高速で飛行していた。
龍船の船首に立つ夏青墨は、黙して語らなかった。
そしてこの時、威武侯の姿が現れた。
「青墨姫」
伯塚の声に、夏青墨は我に返った。
「威武侯様にお目にかかれて光栄です」
夏青墨は振り返って威武侯に優雅にお辞儀をした。しかし、なぜか威武侯は面を被っており、不思議に思った。
「青墨姫、王朝間の事情に本官が口を挟むべきではありませんが、いくつか申し上げねばならないことがございます」
「現在の大夏王朝は内憂外患の状態にあり、あの事件以来、国運は急降下の一途を辿っております。他の四大王朝も虎視眈々と狙っております」
「それゆえ、大澤王朝との政略結婚が決まったのです。これは変更不可能な事実です。本官には姫の考えは分かりかねますが」
「本官はそれを気にかけておりませんし、大夏王朝全体でも、姫の考えを気にする者はおりますまい」
「大澤王朝との政略結婚は、辺境の戦乱を収めるために必要なのです。すべては既に決まっております。もし姫が本官の言葉に耳を傾けてくださるのでしたら」
「余計な事は考えず、余計な行動も起こさないでください。さもなければ、民が塗炭の苦しみを味わい、国体が崩壊することにもなりかねません」
威武侯は静かな口調で語り、面の下の顔は夏青墨を見ることなく、遥か遠くを見つめていた。
彼は言うべきことを言い終え、それ以上は何も言うつもりはなかった。
「分かりました」
その時、夏青墨の声が響いた。簡潔な三文字が、すべてを物語っていた。
すぐに、夏青墨は船内に戻って休息を取った。
威武侯は黙したまま、しばらくして深いため息をついた。その理由は誰にも分からなかった。
そうして。
あっという間に。
三日が過ぎた。
この日。
葉平も晉國學府に戻ることになった。
葉平が戻りたがったわけではなく、今回の訪問は許洛塵から丹方について尋ねるためだった。
答えを得たからには早めに戻らねばならず、ここまで引き延ばしたのも、ただ青雲道宗にもう少し長く留まりたかっただけだった。
しかし、この日。
葉平は特別に蘇長御を訪ねた。
「大師兄、いらっしゃいますか?」
部屋の中で。
蘇長御は自身の養剣術の研究に没頭していた。
先日の外出では、多少の曲折はあったものの、いずれにせよ絶世剣法である養剣術を手に入れることができた。
そして養剣術を手に入れて以来、蘇長御の自尊心は一層高まっていった。なぜなら、目の前に現れる修士たちと、頭の中で戦いの模擬を行うようになったからだ。
数日前の威武侯のように、何度か敗北寸前まで追い込まれたこともあったが、最終的には数百連勝を達成していた。
葉平でも、古の剣仙でも、威武侯でも、魔神教の弟子でも、通りすがりの者でも、蘇長御の目に入った者は皆、彼に敗北を喫していた。
そして外から葉平の声が聞こえると。
蘇長御はすぐに思考から目覚めた。
彼は一瞬で葉平が何のために自分を訪ねてきたのか理解した。
きっとあの絶世剣意のことで来たのだろう。
しかし蘇長御はここ数日で言い訳を考えており、今まさに葉平が自分を訪ねてくるのを待っていたところだった。
「入れ」
蘇長御が言った。
次の瞬間、葉平は扉を開けて蘇長御の部屋に入った。
「大師兄にお目にかかります」
蘇長御を見るなり、葉平は即座に礼をした。
「小師弟よ、そう堅苦しくするな」
蘇長御は穏やかに言い、葉平が口を開く前に先に話し始めた。
「師弟よ、晉國の絶世剣意について尋ねに来たのではないか?」
蘇長御は極めて落ち着いた様子で言った。
「はい、大師兄。先日、晉國學府で剣意を悟ろうとしたのですが、なかなか絶世剣意に至ることができず、私の考えが間違っているのではないかと思い、大師兄に晉國學府のどこに絶世剣意があるのか伺いたく参りました」
蘇長御の前で、葉平は遠慮することなく、絶世剣意が晉國學府のどこにあるのか率直に尋ねた。
この言葉を聞いて、蘇長御はすぐには答えなかった。
まず葉平にお茶を注いでから。
しばらくして、蘇長御はようやく口を開いた。
「小師弟よ、よく覚えておくがよい。真の絶世剣意は、最も目立つ場所に隠されており、同時に最も目立たない場所にも隠されているのだ。師兄からこれ以上は教えられぬ。さもなければ、それは絶世剣意とは呼べなくなってしまう」
蘇長御は淡々と言った。
実際、境地の面では、蘇長御は確かに高い境地に達しており、その言葉は禅の味わいに満ちていた。ただ残念なことに、修為が低すぎた。もし修為の境界が追いついていれば、この言葉はさらに深い味わいを持っていただろう。
部屋の中で、葉平は黙して大師兄の言葉を細かく咀嚼していた。
しばらくして、葉平は悟ったような表情を見せた。
「大師兄、分かりました」
葉平は蘇長御の意図を大体理解したようだった。
晉國學府には必ず絶世剣意があるのだが、大師兄は自分に教えることができない。もし教えてしまえば、それはもはや絶世剣意とは呼べなくなる。真の絶世剣意は、他人の指摘によってではなく、自分自身で悟り取らなければならないのだ。
「分かってくれれば良い。今回學府に戻ったら、自分の身は自分でしっかり守るように。我々を心配させないでくれ」
葉平が分かったと言うのを聞いて、蘇長御の心も密かにほっと安堵した。
うん、良かった、また一つ危機を乗り越えることができた。
「はい、では大師兄のお邪魔はこれまでに」
葉平は頷いて、立ち上がって部屋を出た。
午の刻になるまで。
葉平は宗門の先輩たちと一人一人別れを告げた。
先輩たちも名残惜しそうだったが、葉平が晉國學府に行かなければならないことは分かっていた。晉國學府に行ってこそ、真の道法を学ぶことができるのだから。
しかし四番目の先輩と五番目の先輩は、出発前にそれぞれ葉平に二冊の心得を贈った。
『上古符籙大全』
『大道三千寶鑑』
四番目の先輩薛篆は符術を修練しており、五番目の先輩林北は特殊な職業で、鑑定の類を専門としていた。
二人の先輩から贈られた心得に、葉平は大いに喜んだ。
葉平は次に宗門に戻った時に四番目の先輩と五番目の先輩に教えを請おうと思っていたが、まさか二人の先輩がすでにこれらの心得を用意してくれていたとは思わなかった。
最終的に、本来なら午の刻に出発するはずだった葉平は、皆との別れの挨拶を終えた後、未の刻まで粘って出発した。
大旭は青雲道宗に残ることになった。彼は去りたくなかったし、晉國學府になど行きたくなかった。
むしろ青雲道宗に残って、気ままに過ごしたいと思っていた。
しかし大旭が外で悪さをしないように、葉平はさらに一重の緊箍呪を加えた。大旭が誰に対してであれ邪念を起こせば、金の箍が発動し、葉平も即座にそれを感知できるようになっていた。
かくして、すべての事を片付けた。
葉平は転送陣を使って、直接學府に戻った。
彼が學府に設置した陣法には転送の印があったため、直接晉國學府に戻ることができた。
同時に。
晉國學府の外。
皇甫天龍は、いつものように晉國學府の門前にやって来た。
これで八日連続だった。
皇甫天龍は八日連続で晉國學府を訪れ、葉平が戻ってきたかどうかを自ら尋ねていた。
しかし八日連続で得られた答えは、皇甫天龍を落胆させるものばかりだった。
あと数日で十國大會が始まる。
しかし、皇甫天龍が客舎に戻ろうとした時。
一つの知らせが突然伝わってきた。
葉平が......戻ってきたのだ。