第41章 修為突破、妖聖の功法【3更】

大千雷暴に囚われた葉三郎は絶望的な状況に陥り、慌てて振り返って叫んだ。「降参だ!投降します!殺さないでくれ!」

韓絕は六道吸魂を発動し、彼の元嬰を手中に収めた。

六道霊力が葉三郎の元嬰を包み込み、目に見えない枷のように、葉三郎は身動きが取れなくなった。

韓絕は身を翻し、まず先ほどの戦場に戻って葉三郎の収納指輪を見つけ、それから先天洞府に戻った。

黒獄鶏は目を開き、好奇心に満ちた眼差しで韓絕の手の中の小人を見つめた。

葉三郎は極度の恐怖に陥り、小さな元嬰は震えていた。

韓絕は彼を地面に置き、自分は寝台に座って、上から見下ろすように彼を見た。

「蓑衣聖教は一体何を企んでいる?」韓絕は尋ねた。

葉三郎は歯を食いしばって答えた。「玉清宗を併合するためです。まず玉清宗の天才たちを捕らえ、玉清宗が滅びた後、彼らの行き場がなくなれば、聖教に入るしかなくなります。」

韓絕は更に問いかけた。「玉清宗だけが標的なのか、それとも修真界全体か?」

「修真界全体です...」

「随分と大胆な計画だな。お前たちの蓑衣聖教には化神がいるのか?」

「もちろんいます...」

葉三郎は正直に答えた。生死の境地では、もはやそれ以外の考えは浮かばなかった。

「融虛境はいるのか?」韓絕は目を細めて尋ねた。

葉三郎は諦めたように答えた。「それは伝説の境地です。少なくとも私は聖教内にいるとは聞いていません。ただし、教主はすでに化神境の頂点に達しています。」

「蓑衣聖教がそれほど強いのなら、なぜずっと暗躍しているのだ?」

「いくら強くても、修真界全体と直接対抗することはできません。千年前の痛ましい教訓で、我らの教主は慎重になったのです。」

「玉清宗の天才たちはどこに監禁されている?」

「それは...本当に知りません。私はただの平凡な執事ですから...」

元嬰境七層でまだ平凡?

韓絕は蓑衣聖教が非常に危険だと感じた。

恐ろしい!

葉三郎は慎重に言った。「前輩、どうか私を許してください。もう二度とこのようなことはしません...誓います、これからは二度と玉清宗には来ません!」

【葉三郎はあなたに憎悪を抱いています。現在の憎悪度は6星で、死に物狂いです】