この本を書く前は、自分はかなりまともな人間だと思っていて、考え方も他人とさほど変わらず、特徴のない人間だと思っていました。でも、前作を書いているうちに、次々と奇妙な発想が湧いてきて、例えば望氣術とか、もう止まらないほどでした。
これが私の特徴なのかもしれません?
そこで、特徴を無駄にしてはいけないという思いから、この本が生まれ、試験官の前で不正行為について議論する冒頭や、問心山を登るエピソード、縮地成寸の術、十牛之力丹などが生まれました……
読者の皆様が楽しんでくださり、私も書いていて楽しい。これはWin-Winですね。
陸陽の行動がまだ派手すぎないという意見もありますが、それについて言えば、陸陽はまだ弱く、派手な行動を取りたい気持ちはあっても、その勇気がないのです。
派手すぎる行動を取れば、本当に大師姉に吊るされて叩かれることになりますからね。
本書はまもなく有料配信が始まります。道友の皆様、ぜひ初回配信時にご購入をお願いします。これは私にとって本当に重要なことなのです。