第78章 コントロールを失って、仙人になってしまった

小庭にて。

李凡は南風にその問題を燃やしに行かせたところ、突然外から声が聞こえてきた。

「師尊様、この二人は最後まで諦めずに、どうしても帰ろうとしません……」

南風が説明した。

李凡はその言葉を聞いて、少し意外に思った。

玄天界では数学や幾何学を学ぶ者はいないが、彼らが一ヶ月以上も粘り強く待ち続けたことは、称賛に値する。

李凡はすぐに頷いて言った。「そこまでの意志があるのなら、中へ通しなさい。」

南風は頷いて立ち去りながら、心の中で思った。師尊様の試練は本当に独創的だ。出題された問題は天地の奥義に関わるもので、誰も解けるはずがない。しかし師尊様の本当の目的は、この方法で意志の強い者を見極めることだったのだ！

彼女は前に出て扉を開け、清塵と獨孤玉清の二人を見た。

「師尊様がお通しするとのことです。」

彼女は淡々と言った。

その言葉を聞いて、獨孤玉清と清塵は大喜びした！

中へ通されるということは、弟子入りの機会があるということだ。

たとえ弟子入りできなくても、このような恐るべき人物に一度会えることは、この上ない機縁である。

彼らは直ちに恭しく南風の後に従い、小庭に入った。

「師尊様、参りました。」

南風は李凡に向かって言った。

獨孤玉清と清塵の視線は、李凡に注がれた。二人の目には、意外な色が浮かんだ。

あの恐るべき無上の人物が、まさかこのような気品のある若者だとは。

しかし、二人はすぐに納得した。

獨孤玉清は心の中で思った。「この先輩は若く見えるが、きっと無数の歳月を経た恐るべき存在に違いない！」

清塵はさらに心の中で考えた。「このような人物にとって、不老不死など取るに足らないことなのだろう。」

二人はますます李凡に対して恭しい態度を示した。

「後輩の空明寺清塵、先輩にご挨拶申し上げます！」

清塵は誠心誠意を込めて言った。「後輩は一心に道を求めております。どうか先輩、後輩をお受け入れください！」

獨孤玉清もすぐに口を開いた。「後輩の獨孤玉清、獨孤家より参りました。先輩への敬慕の念は言葉では表せません。先ほど先輩が書かれた『無二閑庭』の四字を拝見し、さらに五体投地の思いです。どうか先輩の側で、この道をお教えいただきたく！」

李凡は二人をしばらく観察した。