この成績なら、彼女はこの学校でもかなり目立つ存在だった。
しかも、時枝雪穂は学校のコネを使って、彼女のために映画学院を選んでくれた。将来の発展は無限の可能性を秘めていた。
時枝秋のとても口にできないような成績と比べると、この点数は確かに祝う価値があった。
小林凌さえも会場に来て、彼女のお祝いをしていた。
時枝雪穂と小林佳澄は一日中お祝いの会場の準備をしていて、今のところ、ツイッター上の時枝秋の国際大会参加のことには気付いていなかった。
会場中が小林佳澄を褒め称える声で溢れていた。
「佳澄ちゃん、本当にすごいわね。今回映画学院に合格して、将来大スターになったら、私たち古い友達のことを忘れないでね。」
小林佳澄はグラスを持ちながら笑って言った:「そんなことあるわけないじゃない?私たちは一生の友達よ。」