第330章:金と権力の対峙(2)

なるほど、彼女を遠ざけようとしたのは、そういう魂胆だったのか?触れられなくても目の保養にしたいってわけ?

西尾様の趣味もかなり変わってるわね……

まあいいわ、さっき私のことを恋しいって言ってくれたし、覚悟を決めましょう。片手でカメラを持って。

もう片方の手で襟元を少し引き下げると、白い鎖骨がはっきりと見えた……

「もう少し下げて」西尾聡雄はまだ満足していないようだった。

青木岑は黙ったまま、さらに襟を引き下げた。今にも胸が見えそうなところまで。

これが限界のようだった……

「もっと下げて」

「西尾聡雄、この馬鹿野郎」

青木岑はついに我慢の限界を超えて爆発した……

これ以上下げたら本当に乳首が見えちゃうでしょ?露出狂じゃないんだから、そんなバカなことするわけないじゃない。