「来るな……もう疲れ果てたから、寝るわ」
そう言うと、青木岑は服を脱がずに、そのまま西尾聡雄の胸に寄り添って目を閉じた……
「そうだな、ここは狭すぎて、いろんな体位が難しそうだ」と西尾聡雄は笑いながら言った。
青木岑は目を細めながら、拳を上げて西尾聡雄を軽く殴った……
「西尾様、あなたは下品すぎよ。おとなしく寝なさい……」
「お前、さっき……?」西尾聡雄は、さっき階下に長時間いた時の収穫について聞きたかった。
しかし青木岑が突然目を開けて、彼に意味深な視線を送った……
西尾聡雄はすぐに察して、話題を変えた。「さっき下で長話してて、寂しかったよ」
「もういいから、寝ましょう。明日また移動があるわ」
その後、二人は服を着たまま一晩眠った……
実は青木岑はあまり眠れなかった。常に誰かに見られているような気がして、落ち着かなかった。