第256章 くそっ、全身が緑になった(2)

北村系の社長室。

北村雅は自分の息子を見つめていた。

二十五歳になったのに、まだ十五歳のような行動をしている!

彼は言った、「会社のことには口を出すな!」

「つまり、これからは会社に出勤しなくていいってことですか!」

「北村忠!」北村雅は険しい表情で厳しく言った、「自分が何をしているのかわかっているのか!もう好き勝手はできないんだ、大人なんだぞ!」

「何をしているかよくわかっています。冬木心のニュースを流させないだけです!もし流したら、本当に母さんを連れて出て行きますよ!」

「北村忠!」

「母さんのことが好きなのがバレバレですよ!言っておきますが、本当に母さんを連れ出したら、母さんは絶対にあなたと同じ屋根の下には一秒も居ませんよ!」

「もういい加減にしろ!」北村雅は怒って椅子から立ち上がった、「お前は浮気されたんだぞ、プライドはないのか?!」