甘い時間

あなたが私を見つめているのを見つけると

そして微笑んで

目をそらすのが

大好き

***

ウェイトレスがすぐに、2杯のカフェモカと2皿の魅力的なアイスクリームケーキを載せたトレイを持ってきた。

その光景を見ただけで、私の口の中に唾液が溜まった。ウェイトレスがテーブルに全てをセットし終わるのを待ちきれず、下唇を噛んだ。彼女は慎重にカップを置き、もう1つも置いた。私はその遅いサービスに思わず目を天に向けそうになった。残りを運び終えるまで、相当な

自制心が必要だった。立ち上がって手伝いたい衝動を抑えるのに。私はお腹が空いていたのだ。誰が私を責められようか?

やっと仕事を終えたのを見て安心し、彼女が次の客の所へ移動する前に素早く「ありがとう」と言った。すぐにデザートスプーンを手に取り、一口分をすくって口に運んだ。天国!アイスクリームケーキが口の中で溶けていく時、思わず目を閉じそうになった。帰りにエリサとマダム・ステラにも持って帰ろうかしら。