甘い誘惑

彼は私を見つめていた。まるで私が世界で一番美しい女性であるかのように。その視線は私の心を圧倒し、期待で息が詰まるほどだった。彼の魅惑的な青い瞳が私の目を貫いていた。まるで私から数秒でも目を離せば、私が消えてしまうと恐れているかのように。

彼の大きく開いた、澄んだ、夢見るような目で私を見つめる様子が大好きだった。もっと近づきたくなる。彼の目に、鼻に、頬に、そして唇に優しいキスをして、私がどれほど彼を愛しているかを伝えたくなる...そう、私は彼を愛している。その内なる告白は、私の中の炎をより一層明るく燃え上がらせた。

まるで意志を持っているかのように、私の熱心な指が彼の赤らんだ頬に触れ、その肌の温もりを感じた。スリルが私の中を駆け巡った。探索する指が彼の胸の硬い筋肉から腹筋へと滑り降りていく。私の触れる場所で彼の硬い筋肉が緊張するのを感じた。

私の指は震えながら、彼のローブの帯を開き、その下に隠された彫刻のような腹筋を露わにした。私の目は罪深くもその魅惑的な光景に釘付けになった。ワインの効果のせいか、私の目が彼の腰から下着の上の硬い膨らみまで降りていっても、恥ずかしさを感じなかった。

彼はとても大きかった。驚いたことに、私は恥ずかしさを感じなかった...ただ興奮していた...私の手で彼の長さを包み込んだらどんな感じがするのだろうと考えていた。

「触って、フェニックス」

私が待っていた合図を彼が出してくれた。躊躇することなく、私は私たちの間の距離を消し去り、私の胸が彼の胸の硬い輪郭に強く押し付けられるまで近づいた。私の指が彼の肩で遊ぶように動いた時の彼の鋭い息の吸い込みに、私の唇は満足げな笑みを浮かべた。

彼の体はとても暖かかった...ほとんど燃えるように...彼が私を求めていることが、私が彼を求めているのと同じくらい強いという考えが、私をより一層彼を誘惑したくさせた。私は彼のローブを引き下ろし、絹の衣服が床に落ちるまで脱がせた。

私のお腹に彼の硬い興奮が押し付けられているのを感じることができた。私の湿った唇が彼の首の敏感な場所に移動した。彼は石鹸と汗と香水の匂いがした。私の目は自動的に閉じ、媚薬のように私の体に影響を与える彼の甘い自然な香りを吸い込んだ。