第356話:進学祝いの宴1(3番目の更新)

桃の里は大変賑やかだった!

次々と乗用車が外から桃の里に入ってきた。

これらの人々は、お互いに知り合いだったり、そうでなかったりした。

今回、彼らの共通の目的は、桃の里のある大学生の合格祝いに参加することだった。

Z市の理系トップ合格者が帝都大学に合格した。

このような合格祝いに参加することは、誰にとっても面目が立つことだった。

この宴会は全部で30卓、各卓10人だった。

村の人だけでも100~200人で、すでに20卓近くになるのに、他の親戚や友人はどうするのか?

だから30卓は決して多くはなかった。

予定は30卓だったが、実際に用意されたのは32卓だった。

これらの32卓は、すべて祠堂のものだった。

桃の里には習慣があって、どの家でも男の子が生まれたら、必ず何か一つ祠堂に寄付しなければならなかった。