第365章:果樹を植える(3更)

落花生と大豆の収穫時期には、鈴木正大が率いるもう一つのグループが、請け負った山で忙しく働いていた。

山の麓は平坦で、日当たりが良く、水はけも良かったため、鈴木花和は当初の計画通り、この場所を野菜栽培用地として開拓した。

そして山の麓から中腹にかけては、果樹を植えることにした。

山頂部分については、鈴木花和は山の自然な地形を残し、その中に山野の植物を混ぜて植えることにした。

この時、百人以上の人々が、鎌を持つ者は鎌を、のこぎりを持つ者はのこぎり、シャベル、鍬など、様々な開墾道具を手に持っていた。

このチェーンソーは、オイルとガソリンを入れれば動き、瞬く間に大きな木を切り倒すことができ、それほど労力を必要としなかった。

これは以前の開墾作業よりもずっと便利だった。

面倒なのは実は木の根だった。