第156章 柴田浪のアンチが逮捕される!

周りの雰囲気が更に冷たくなったのを感じ、曽田旭は自分の存在感を最小限に抑えるしかなかった。

渡様は、このまま行って説教するんじゃないだろうか?

曽田旭は黙って灰原優歌のことを心配した。

そのとき。

灰原優歌は吉田麻奈未にマネージャーに電話をかけさせ、十数分後、マネージャーは慌てた様子で車から降りてきた。

「もう、お嬢様、少しは大人しくできないの?どうしてこんなところに来たの!??」

そう言って、マネージャーはようやく隣にいる灰原優歌に気付いた。「この方は……」

そして、吉田麻奈未が紹介する前に、マネージャーは突然目を輝かせた!

「あなたが麻奈未の噂の相手!?」

来た!

麻奈未の噂の相手、こんなに綺麗な人なの?!芸能界に入れば、間違いなくブレイクする器だわ!!!

「……」