第306章 Y.G.が大人気!

突然。

皆は、この新大陸が誰の手によるものかを悟ったようだった。

間もなく、ゲーム本部も彼らの推測を裏付けた。

【EGグループ-主神図本部:Y.G.さんから皆様へのプレゼントです。お楽しみください~[ハート]】

コメント欄。

【?????????】

【やめて!!いらない!!!うぅぅぅぅぅぅ。】

【ほら見て、私たちの大御所様なんて丁寧なんでしょう[泣き笑い.jpg]】

【Y.G.:どうしたの皆さん、点数をあげようとしてるのに要らないの?[犬の顔]】

【さっき授業中にゲームをしていたら、専門の先生に見つかったんだけど、Y.G.さんが設計したって言ったら、先生も参加してきたよ。

意外でしょ?今の2位の記録は、私のアカウントで先生が出した成績なんだよ。[犬の顔][犬の顔]】

【ハハハ変な師弟活動がまた増えたね![犬の顔]】

誰も予想していなかったが、このゲームセクションがY.G.の設計によるものだと分かり、その後コンピュータ分野の多くの大物たちの興味を引くことになった。

【雲城大学情報工学部:うちの学部長と教授の戦績を見てください。迷わず、すぐに志願してください[犬の顔][画像][画像]】

【A.M.研究所-金井雅守:2位[ピース][画像]】

【北川大学:参戦申請~~[画像][画像]】

……

各界の大物たちの成績を見て、ネットユーザーたちは胸が痛くなった。

【ああああ全員大物ばかり!!】

【ハハハハハY.G.マジですごい!情報工学界のトップスター!!!】

【なんでこの人たち、数学もできてゲームも上手いの[微笑み]】

【同じ情報工学科なのに、うちの主任はクリアできなくて、もう午後ずっとやってる。このままじゃアカウント返してもらえなさそう[さようなら]】

……

病院。

灰原優歌が病室に入ると、柴田おじい様が紺色の服に着替え、元気そうな様子だった。

「この服はどう?いいかな?」

「似合ってます。」

柴田の父が頷いた。

灰原優歌は柴田の父を一瞥し、さらりと尋ねた。「おじい様、何をしているんですか?」

「バカな子だね、もうすぐ誕生日じゃないか!おじいちゃんは新しい服を選んで、お前の誕生日パーティーに行かなきゃならないだろう!」

灰原優歌は思わず一瞬止まり、また軽く笑った。

「そんなに大げさにしなくても。」